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せめて、空蝉を桜色で・・

名も知らぬ駅の待合室で
僕の前には年老いた夫婦
足元に力無く寝そべった
仔犬だけを現世(うつせみ)の道連れに
 小さな肩寄せ合って
 古新聞からおむすび
灰の中の埋火おこすように
頼りない互いのぬくもり抱いて
昔ずっと昔熱い恋があって
守り通したふたり

いくつもの物語を過ごして
生きて来た今日迄歩いて来た
二人はやがて来るはずの汽車を
息を凝らしじっと待ちつづけている
 都会へ行った息子がもう
 迎えに来るはずだから
けれど急行が駆け抜けたあと
すまなそうに駅員がこう告げる

もう汽車は来ません
とりあえず今日は来ません
今日の予定は終わりました

もう汽車は来ません
とりあえず今日は来ません
今日の予定は終わりました

IMG_0001_74_20110729224021.jpg

さだまさしの「空蝉」ですね。

「空蝉」は蝉のぬけがら、儚(はかな)いこの世
この老夫婦をぬけがらと言っているでしょうか?
それとも、都会で不慮の死を遂げた息子のことでしょうか?
息子の死を認めることのできない老夫婦が、古新聞に包んだおむすびを持って通う駅舎・・・。
その駅には一人称の「僕」・・その「僕」は霊魂となって故郷に戻ってきた息子・・・。
年を取った両親を見守る。
老夫婦の物語にふれながら・・・・
最後に、不器用な駅員が、「とりあえず今日は来ません」と気遣いの言葉をかける・・・・

せめて、空蝉を桜色で囲ませて下さい。

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[ 2011/07/29 17:40 ] 日常 | TB(0) | CM(8)

素晴らしいお写真です。
優しさに包まれています。
あ! すみません 
コメントは初めましてですね。
[ 2011/07/29 21:09 ] [ 編集 ]

こんばんは

こんばんは ゆめはなさん
ご訪問そしてコメント、ありがとうございます。

> 素晴らしいお写真です。
> 優しさに包まれています。

蝉の抜け殻を、紫陽花の赤を前ボケにして撮ってみました。
さだまさしの「空蝉」は後付ですが…
詩が深いですね。

> あ! すみません 
> コメントは初めましてですね。

此方こそよろしくお願いします。

[ 2011/07/29 22:16 ] [ 編集 ]

ちょっと、心に響いた・・・・

写真と、文章が何となくシンクロしていますね。
素敵です。

老夫婦の過去を引きずった話し、ピンクに縁取られた空蝉。突然、ボクのお祖母ちゃんの事を思いだしてしまった。

今度の休みは・・・・お祖母ちゃんの処へ行こうかな・・・・(^-ェ-^).oO
[ 2011/07/30 00:08 ] [ 編集 ]

Re: ちょっと、心に響いた・・・・

おはようございます。
ちょっと、心に響いてもらえましたか?

> 写真と、文章が何となくシンクロしていますね。
> 素敵です。
> 老夫婦の過去を引きずった話し、ピンクに縁取られた空蝉。突然、ボクのお祖母ちゃんの事を思いだしてしまった。

今年は蝉が少ないといわれていましたが、ここへきて、急に、鳴き声がきかれるようになりました。
今は、ニイニイ蝉、あぶら蝉、くま蝉、ひぐらし・・・とミックス蝉しぐれです。
写真の題材としての蝉の抜け殻は、あぶら蝉が一番いいようですね。土がついてなく、適度な照りもあって・・。 前ボケは、いまだ残る紫陽花の赤です。

> 今度の休みは・・・・お祖母ちゃんの処へ行こうかな・・・・(^-ェ-^).oO
お祖母様は、ご健在なんですね。是非、行ってあげてください。
お年寄りの話は、いつも、同じ話なんだよね。昔の自慢話・・。
でも、聞いてあげると、ほんとうにうれしそうで・・・。
[ 2011/07/30 09:16 ] [ 編集 ]

こんばんは。
前に住んでいた家の庭にいっぱい蝉の抜け殻があって、この庭で生まれたんだ~と愛おしくなりました。
昔は気持ち悪くて触れなかったのに、自宅産となると話は別ですね。
それにしても、蝉の抜け殻を 「空蝉」 と名付ける日本人の感覚が素晴らしいと思います。
[ 2011/07/30 22:51 ] [ 編集 ]

はじめまして

いつも、ご訪問ありがとうございます
ステキな写真だな~と思いつつ読み逃げしてましたが
今日は感動したのでコメントさせていただきます
空蝉と書いて「脱け殻」と読むのですか?
日本語ってステキだけど、難しい・・・
桃色に染めてあげるという優しいアイディア
素晴らしいと思います!
カナダに来て、蝉の脱け殻を見た記憶がないかも・・・
日本のように、蝉の鳴き声を聞きません
鳥のサエズリの方が多いかな?

老夫婦の話・・・
想像して、涙が出そうになりました
でも、立ち直りが早い人なので
悲しいことがあっても前向きに生きていこう!
と、思い直しています(笑)
また、お邪魔しますね☆

[ 2011/07/30 23:23 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

おはようございます。
ご返事遅れました。

> こんばんは。
> 前に住んでいた家の庭にいっぱい蝉の抜け殻があって、この庭で生まれたんだ~と愛おしくなりました。
> 昔は気持ち悪くて触れなかったのに、自宅産となると話は別ですね。

このあたりもようやく蝉しぐれという感じになりました。
蝉の抜け殻・・漢方の生薬らしいですよ。効能は解熱、鎮静、口渇、目の充血や、咽頭の痛みを改善するとあり、体熱を冷まし痒みを止めるとありました。
本当に効くかなという感じもしないわけではないですよね。

> それにしても、蝉の抜け殻を 「空蝉」 と名付ける日本人の感覚が素晴らしいと思います。

自然にあるものを、生き様や世界観にふれた素晴らしい表現ですね。
日本人の感性の素晴らしさですかね。自分にはないものです。
[ 2011/07/31 08:08 ] [ 編集 ]

Re: はじめまして

おはようございます   *cranberry*さん
ご訪問そしてコメントありがとうございました。
此方は朝ですが、其方は夕方間近でしょうか。

> いつも、ご訪問ありがとうございます
> ステキな写真だな~と思いつつ読み逃げしてましたが
> 今日は感動したのでコメントさせていただきます
> 空蝉と書いて「脱け殻」と読むのですか?
> 日本語ってステキだけど、難しい・・・

「空蝉」は「うつせみ」と読みます。蝉の抜け殻を示しますが、生きている人間の世界、現世という意味があります。抜け殻ですから、はかないこの世という意味でしょうか。
感覚的な言葉ですから、難しいですよね。


> 桃色に染めてあげるという優しいアイディア
> 素晴らしいと思います!
> カナダに来て、蝉の脱け殻を見た記憶がないかも・・・
> 日本のように、蝉の鳴き声を聞きません
> 鳥のサエズリの方が多いかな?

カナダは蝉が少ないのでしょうか。
日本では、夏のといえば、蝉しぐれ。 その抜け殻を赤い紫陽花を前ボケに使って囲むように撮ってみました。それを、さだまさしの「空蝉」にかぶせて…。

> 老夫婦の話・・・
> 想像して、涙が出そうになりました
> でも、立ち直りが早い人なので
> 悲しいことがあっても前向きに生きていこう!
> と、思い直しています(笑)

この詩の解釈はいろいろあります。
「急行が駆け抜けたあと
すまなそうに駅員がこう告げる」
僕はこの駅員の優しさが妙に気に入っています。

> また、お邪魔しますね☆
こちらこそよろしくお願いします。
[ 2011/07/31 08:37 ] [ 編集 ]

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